山伏茸(ヤマブシタケ)・・ご存知ですか?
聞いたことはあるけど よくわからない。
最近テレビなどで取り上げられてるのは知ってるけど・・
免疫力を高めたり認知症にも効果があるようです。
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山伏茸(ヤマブシタケ)とは
サンゴハリタケ科
夏の終わり~秋にかけ、
ブナ、カシ、ナラなどブナ科の枯木に生息
別名「うさぎ茸」とも呼ばれています
中華料理では
「四大山海珍味」の一つとして知られています。
(他の3つ➩熊の手 、ナマコ、フカヒレ)
ヤマブシタケは漢方薬としても有名で
生薬名:猴頭(ほうとうくう)
- 消化不良
- 神経衰弱
- 身体虚弱
- 胃潰瘍
に効果があり抗癌物質も含むとされています。
主な栄養成分
- 主成分:糖質、タンパク質
- ミネラル、脂質、食物繊維、ビタミンB類など、
- アガリクス以上にβ-グルガンが質・量ともに豊富
- ヘリセノン
β-グルガンの効能
- 免疫力をアップさせる(※1)
- がん細胞を抑制させる
- コレステロール値を下げる
- 腸内環境を整える
(※1)免疫(マクロファージやリンパ球)を刺激して
体の外から入ってきたウイルスを撃退し、
免疫力を高めてくれる効果がある
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ヤマブシタケ特有の成分
ヘリセノン:
脳の神経細胞がし滅するのを抑止する効果があると言われています
(NGFという神経細胞成長因子を活性化させる力がある)
天然のヘリセノンはヤマブシタケ固有のもので、
他のきのこや食物からでは摂取できないようです。
「脳を元気にする力」といえば良いでしょうか。
なぜ認知症に効果があるのか?
・ 認知症は主に脳の神経細胞(ニューロン)の消失によって引き起こされる
・ ヘリセノンはNGFに栄養分を与え、二ユーロンの消失を防ぐことが出来る
脳神経細胞が活性化されることによって
- 脳血流の改善
- 血栓による脳血管障害性認知症を防ぐ
- 女性の更年期障害
などにも効果が期待されている。
一言で言うと「脳の活性化をサポートする物質」
他に、どんな効果が期待されているのか?
強力な薬効を持つ5種類ものβ-Dグルカンが含まれていて
それらが免疫力を高める効果があるのです。
中でもヘテロ型のβ-Dグルカンが多量に含まれていて、
コレが免疫機能調整効果がありアレルギーにも効果があるとされています
霊芝、アガリクスなどが
免疫システム活性化「抗腫瘍作用」として有名ですが
- 通常キノコに含まれるβ-Dグルカン:1~2種類
- この山伏茸に含まれるβ-Dグルカン:5種類
これが「アガリスク」超えるキノコと呼ばれる所以です。
中国のとある医学雑誌では
「ヤマブシタケは薬膳の良薬である。五臓の働きを良くし、滋養作用がある。
慢性萎縮性胃炎、十二指腸潰瘍、さらには消化器系のガンにも効果がある」
と書かれていたようです。
人の体内では抗酸化作用を発揮する
「SOD」という物質が活性酸素と戦っています。
このSODの生産量は年齢とともにが減っていき、
発生し続ける活性酸素に対抗でき
なくなってきます。
SODは人工的に合成することができないようです。
このSODと似た働きを示す「SOD様物質」という物質を
ヤマブシタケは多量に含んでいて摂取できるということで「抗酸化作用」に効果がある
他には「血栓症の予防」にも効果がるとされています。
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山伏茸の調理法
ヤマブシタケの食感を楽しむ
「酢の物」や「おすまし」で食べるのがオススメです。
ぜひ一度お試し下さい!!