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・目次
「とびひ」とは?
正式には
伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)
細菌が皮膚に感染することで発症します。
その名の通り人に感染る病気です
原因となる細菌とは
とびひは、虫さされやアセモを掻いたり、
ケガで出来てしまった傷に細菌が入り込み、
感染することで発症するといわれています
1. 黄色ブドウ球菌
皮膚の表面や鼻の中にいる常在菌
傷口などから皮膚に入り、増殖するときに出る毒素がとびひの原因になります。
とびひの多くは、この細菌が原因のようです。
2. 化膿レンサ球菌
鼻の中やのどにいる常在菌
傷口などから皮膚に入り込むと、とびひ発症の原因になります
水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん)
- 特徴:水ぶくれ
- 原因:黄色ブドウ球菌
- 症状:目・鼻・口のまわりから→全身
- かゆみ・水ぶくれ
特に7歳未満の子供に多いようです。
痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん)
- 特徴:かさぶた
- 原因:溶連菌
- 症状:膿をもった水ぶくれ→厚いかさぶたになる。
全年齢に見られ 発熱、のどの痛みなどを伴うこともあるようです。
治療方法
細菌が原因であるため抗菌薬で治療をおこなうのが一般的のようです
- 抗生物質の飲み薬
- 抗生物質の塗り薬
- 抗ヒスタミン剤などのかゆみ止め
また「とびひ」は間違えやすい病気もあるので医師の診察を受けることをオススメします。
間違えやすいと言われてる病気
- アトピー性皮膚炎
- 水いぼ
- あせも
- 接触皮膚炎
- 水ぼうそう
家庭での看病
大切なのが清潔にして原因菌を減らす!
- 爪を切り、マメに手洗い
- シーツ・衣服はこまめに取り換える
- 汗をかかないような室温設定
- シャワーで毎日清潔に
- 患部を触らない(触らないようガーゼで覆ってあげたり)
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入浴
患部が乾燥するまでは
入浴は避けシャワーが良いようです。
シャワーの時は、石鹸をよく泡立てて洗い
シャワーでしっかりと流す。
シャワーの後は消毒して軟膏をつけ
ガーゼと包帯で触らないようにする。
絆創膏などは密封性があるので控えましょう。
「とびひ・あせも」など
皮膚疾患用に開発されたパッドも売っています
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二次感染の予防
とびひになった箇所を掻いて触った手から
感染してしまいます。
かきむしったところの滲出液、水疱内容などで次々に感染ってしまいます。
プールの水では感染りませんが、触れることで症状を悪化させたり、
ほかの人に感染す恐れがありますので、
プールや水泳は完全に治るまでは禁止と言われるはずです。
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とびひは学校感染症に指定されています
とびひは、学校感染症の第三種
(その他の感染症)に指定されています。
第三種感染症は、医師と園の双方の判断で登園が可能かどうかが決まります。
通学・通園は必ず医師に確認しましょう
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